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SPORTMAX Q4 / TT100GP Radial 講習会に行ってきました!

社長 河野
更新日

メイドインUSA  ダンロップ”Q4″の実力は!?

3/20(水)は前日の雨から一転、お天気のよい一日となりました!この日は来る途中の久住あたりも気温13度と春らしく、そろそろバイクで走って気持ちいいと思える季節になってきましたね。この日はダンロップの新型タイヤ ”Q4(キューフォー)”と ”TT100GPラジアル” の試乗講習会、大分から熊本県のHSR九州まで行ってきましたのでご紹介しましょう。久々のタイヤ試乗HSR本コース走行、楽しみです!

 

α14はともかく、Q4なんて聞いたことない・・

しかしダンロップといえば、「ロードスポーツ2」、とか「α14(アルファフォーティーン)」とかが有名ですが、”Q4”なんて聞いたことがない!という人も多いのではないでしょうか。実はこれ、アメリカで設計、開発され、販売されているタイヤなのです。サーキット走行における性能第一に作られたQ4は、日本向けと違ってかなり”尖がった”タイヤなのだそうです。

 

実は、かなりサーキットよりのタイヤらしい

なんせこのタイヤ、見た目からしてアグレッシブでしょう?尖っているのは性能だけでなく”プロファィル(断面)”もそうなんですってね。シャシャッ、とややそっけないシンプルなパターン溝。トレッド端には「消してみろ」といわんばかりの”DUNLOP”刻印が刻まれます。アメリカでは、テストライダーがこれでレースにでて上位にも入るそうで、つい力技でねじ伏せているイメージを想像してしまいますが、そんなパワフルな走りにも耐えうるタフなタイヤということなのでしょうね。

 

走行会タイム短縮の武器となるか?

性能はα14あたりより、あきらかにサーキットよりに振られていて、ダンロップの中では、おなじサーキット主体の”α13SP”と同等かさらにレースよりのタイヤ”D213GP”のちょっと下くらいに位置するのだとか。九州でも、サーキット走行会へ参加しているという方はけっこう多いみたいですがこのQ4、そういう方が後一歩タイムを詰めたい時、大きな武器になることでしょう。

 

シリカをあえて使わない潔さ、割り切り。

まるでスリックタイヤのような絶対的なグリップは、ツーリングタイヤによく使われる”シリカ”をあえて使用しないことで実現してます。シリカが入ると雨や低温時はよいのですが、高温時にグリップが低下するのです。Q4は、逆に温度が高くなるほどにグリップ力が増し、実際にレース中計測で最大バンク角62度と、スーパーバイクなみの数字を記録するそうです。

 

YSPにはMT10とMT07が用意されてました

そんなQ4、早速試乗をさせていただくことにしましょう!今回のダンロップ試乗講習会も たくさんの試乗車が用意されてました。ヤマハである私達YSPには、ダンロップさんより配慮していただきヤマハMT-10とMT-07を使っての試乗をすることができました。普段乗っているバイクなので違いがわかりやすいですが、しいていえば他のメーカーのバイクもちょっと乗ってみたかったかも。

 

タイヤを揉む・・?

最初の走行は、ちょっと”おっかなびっくり”で走ることになりました。 ・・というのもこのタイヤ、温まるまではあまりグリップが期待できない、という説明を受けていたからです。スリックタイヤに比べれば温まりは速く、ウォーマーこそ必要ないそうですがウォームアップを手早くすませるには加速、減速を繰り返す、いわゆる”タイヤを揉む”という作業をしたほうがよいそうで、このQ4は特にタイヤ剛性が高いこともあって、そのあたり必須なんだとか。

 

アメリカ的な手ごたえあるフィーリング

でもタイヤが温まってきた2回目以降は、グリップの高さが体感できましたよ。ちなみにこのタイヤ、タイヤの”プロファィル(断面)”はセンターのハイトをより高く、サイドにかけては一気に低くしているため、倒し込み始めると軽快、そこから2次旋回についてはグイグイ曲がっていける感覚です。倒し込みはじめはステアリングダンパーがついているかのようなすこし手ごたえのあるフィーリング。そこにクセを感じるかもしれませんが、逆にUSAレースらしい、積極的な走りが楽しめるともいえるでしょう。

 

温度があがるほどに増すグリップ。

タイムを縮めるために大胆にアクセルを開けていけるのがこのタイヤの魅力。サイドウォール部の”ビードエイペックスゴム”にはカーボンファィバーを配合、周方向のタイヤ剛性をがっちり高めて、高負荷の走りを受け止めます。コンパウンドは高温になるほどに、グリップが増していく特性であるため、走行を重ねるごとに強力なグリップ力で、MT-10のハイパワーもしっかり路面に伝えます。

 

使い方だけ心得れば、ワインディングも楽しめる

そういうとサーキット走行経験が少ないユーザーには、あまり関係しないタイヤのようにも思えるかもしれませんが、一般公道での走行が中心のライダーであったとしても、走り始めにタイヤに「熱」を入れることさえ忘れなければ、ワインディングでの絶対的なグリップと、積極的なコントロールを楽しめるでしょう。あと、既に乗ってみた方から聞くと、雨の走行でも案外悪くないんだそうですよ。

 

減る前に硬化させるくらいなら、減らして楽しむ

またハイグリップといえば、その”ライフ(寿命)”が気になるものですが、全体的な寿命は、α14のおよそ7割ほどなのだそうです。短いようですがこのタイヤ、センター付近に溝が少なくハイトが高い構造のため、センター付近だけの消耗ならどうかすると1万キロくらい持つのだとか。それは信じるに値しないとしても、走行距離が伸びない人なら、タイヤが減る前に硬くなってダメにするよりも、むしろ”減らして楽しめる”タイヤを選ぶのもありかもしれませんね。

 

 マン島TTの伝説タイヤ。

そしてもうひとつの試乗タイヤがこちら”TT100GPラジアル”です。最近では各メーカーごとに”ネオクラシック”とよばれるスタイルのバイクが増えました。ヤマハでいうと、XSR900 700などがそれにあたりますよね。そんなデザインのバイクにはやはり伝統あるパターンが似合う、このTT100GPラジアルもそんなタイヤなのです。TT100をリアタイヤに装着したバイクが1969年マン島TTレースにおいて、かつて100マイルの壁を突破、そんな伝説を持つタイヤなのです。

 

GPR300ベースだから乗りやすい!

このTT100GPラジアル、基本的な構造は、定評のある”GPR300”と同じ。街乗りにも軽快で乗りやすい感覚は、そのまま引き継いでいます。そんな守備範囲の広いタイヤなので、サーキットにおいても楽しく乗れました。ただパターンを真似ただけでは、偏摩耗や剛性不足などが発生するそうで、それを解消するため溝の形状の変更など、数々の工夫が施されたのだそうです。走ってみても名前に恥じないタイヤに仕上がっていると思いました。

 

今こそ自分にあったタイヤを選ぼう。

さて今回試乗した”Q4”、”TT100GPラジアル”ともに、すでに3月より発売され、まずまずの販売を記録しているとのこと。今回の試乗車たちを見てもわかるようにオートバイが今後多様化していく中、それを操るライダーのバイクライフもさらに多様化していくことでしょう。今回の2つのタイヤは、その幅を広げてくれるものになる、そう思いました。あなたのバイク、次のタイヤ交換に選んでみてはいかがでしょうか?

 

 

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