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こんなに変わった!新型YZF-R25に試乗してみました!
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YZF-R25の2019年モデルの乗り味は!?
こんにちは。社長の河野です! 3/28に正式発売となった2019年モデルYZF-R25。先日、車体がYSP大分に届いたことはお知らせしましたが、登録がまだ終わってなかったので試乗はおあずけ。それが今日、ナンバーが届いたので乗ってみることができました! ヤマハいわく、あくまでマイナーチェンジと言い切る今回の変更。その走りに変化があったのかを、乗ってみた視点からご紹介したいと思います!
YZF-R1のようなワンランク上の外観。
外観などについては、すでにお知らせしたので端折ります。でもかっこいいですね。タンク部分もボリュームがましてワンランク上の排気量だと言っても信じてしまいそう。YZF-R1のような外観になっただけでも買う意味がありそうです。キルスイッチ連動型のセルスタートスイッチもちょっと高級感があり、早速エンジンを始動すると、音そのものは聞きなれたR25のものが聞こえてきます。
またがるだけでもわかる、本格的な車体。
道路にでて走り始めます! 初の新型YZF-R25!おお~!今までのに比べ、車体が非常にしっかりしてますね! またがってサスペンションをゆすってみるだけでも、違いははっきりわかるのですが、走り出すとさらに、しっかりダンパーが効いた良いサスだと理解できます。まるで大型バイクに乗っているような上質感がありますね。
変わってないはずなのに、なぜか違うエンジン特性。
アクセルをひねって軽く加速をしていくと・・あれ? 2019年モデルのほうがトルクが増しているような気がしますね? エンジンの仕様は変わっていないはずなんですが、アクセルを開けていくと、力強さが違うような気がします。3000~4000回転くらいの、街乗りでよく使う領域です。別に変わっているとは聞いてないので、気のせいなんでしょうか?
2019モデルは、回転上昇に頼らず前に進んでいく。
下の写真、 2018年モデルは、けっこう回転をあげてあげないと進まないところを、2019年モデルは低中速がしっかりしているのか、回転上昇に対して、素直にスピードがのります。最高出力/トルクなど仕様諸元にもまったく変更はないはずですが・・・。もしかすると、インジェクションの”マッピング”が少し違うのかもしれません。乗り比べると、けっこう違いを感じますので、気のせいではないと思うのですが。
バイク全体のスポーツ性能は大きく向上。
数字には表れない程度の違いであっても、そのおかげで山道ではピーキーな2018年モデルよりスピードに乗せやすい。多少ルートにアップダウンがあったりしても、楽しく走らせることができます。新型のほうがカウル形状により空気抵抗が少ないので、その影響もあるんでしょうか。でもこれくらい走ってくれるなら、もう大型バイクじゃなくこれでいい! なんていう人も増えるかも。つまり新型R25は、”スポーツバイク”としての幅が大きく広がったといえるでしょう。
セパレートハンドルの絶妙な高さ。
そして少し前傾が強くなったライディングポジション・・。カーブを攻める場面になると、2019年モデルは実にしっくりきます。コーナーリングでは適度におさえやすく、曲がるきっかけが作りやすい。直線で伏せる場面でも、自然にそういう姿勢がとれます。それに比べて2018年モデルではハンドルが高い分、どうしても手が上にあがってしまって無理な姿勢になりますね。
本気で攻められるサスペンション。
そして最初にちょっとふれた”サスペンション”ですが、こういう場所になるとさらに良さがはっきりします。ブレーキングでの”ノーズダイブ”も、ギャップを踏んだときの収まりも2018年モデルとは段違い。2018モデルだと、こういう場所で攻めるのはかわいそうかな・・という感じがちょっとあったのですが、2019年モデルは、非常に頼もしいマシンになっていますね。
これがマイナーチェンジとは思えない。
2018年モデルが普段使いを中心に通勤やツーリングなど、幅広い用途を考えたものに対して、2019年モデルは街乗りの場面などでの使いやすさは犠牲にせず、バイクで”しっかりスポーツできる楽しさ”を与えられたといえるでしょう。マイナーチェンジといいつつも、かなりの進化を遂げたR25なのです。
魅力は、価格の手ごろさも。
大なり小なりの変更を経て、ライバルに対しても十分戦えそうな本格的スポーツバイクへと生まれ変わったYZF-R25。価格も約3万円アップと最小限にできたのは、”マイナーチェンジ”を貫いて、排ガス規制やABS装着義務を逃れたおかげでもあるのです。さて、ヤマハアドバンスディーラーYSP大分では、そんなR25の試乗車をご用意しております。ぜひその乗り味を、あなた自身でお確かめください!