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ツーリングセロー組上げ
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セローにキャンプ道具などを載せてキャンツーや長距離ツーリングをしたいと思ってる方も多いいはず。
しかし、そのままのセローに沢山の荷物を載せる事は難しい。
そんな方の要望を実現したのがツーリングセローです。
大きなリアキャリア、走行風を軽減してくれるハンドガードにハンドル向けの汎用品を取付ける事の出来るマルチパーパスバーを装備したスクリーン、飛び石などからエンジンへのダメージを軽減するアンダーガードが装備されたモデルになります。
このツーリングセローですが、メーカーからキャリア・ハンドガード・スクリーン・アンダーガードが装備された状態で入荷してくる訳ではありません。
ヤマハのHPにも書いてありますが、ツーリングセローキットとしてパーツだけ箱に入って送られてきた物を販売店で組み付けをしてから、お客さんの元へ。
このキットを組み付けるのが、また大変なんです。
まずはパーツを組み付けられる様にシートや外装などを外していきます。
まずは大型リアキャリアから取付。
このリアキャリア、最大積載量が6.5キロと大きな荷物を載せる事が出来ます。
細かくは見せられませんが色々な加工などをして取り付けます。
さらにオプションのアドベンチャーリアキャリア用サドルバックサポートバーを付ければ、キャリアの両サイドにツーリングバックをセットする事もできますよ。
サイドバックが内側に入り込んでマフラーで焼けたり、リアタイヤに巻き込んだりするのを防いでくれます。
キャリアの天板に開いてる穴はBOXを取付ける為の物で、色々なサイズに対応させる為、
12個開いてますが、通常は付属されてるゴムをはめてます。
このゴムが夏場は軟らかく簡単にはまるのですが冬場は硬くドライヤーなどで温めないとはまりません。
BOXに合わせて必要な部分のゴムを外し取付られる様になってます。
次にハンドガード。
走行時に手に当たる冬場の冷たい風や小石などから守ってくれます。
こちらも様々な加工をして取り付けます。
裏側から見るとかなり大型です。これにグリップウォーマーを装備すれば冬場でも手が痛くなりにくくブレーキ・クラッチ・スイッチ類の操作も問題なくおこなえますよ。
次に、スクリーン。
アドベンチャースクリーンて名前だけあって作りもしっかりしてます。
上のマルチパーパスバーはセローのハンドルと同じ22.2Φになってます。
このバーに、スマホホルダーやナビゲーションなどを取付ける事が出来る様になってます。
そこにスクリーンが付いたらライダーに当たる走行風を防いでくれて、長距離走行時の疲労軽減に役立ちます。
最後にアンダーガード。
セローはオフロードバイクなので、未舗装路の林道ツーリングに行かれるオーナーも多いいバイクです。
しかし舗装道路と違い、砂利や土などの道がほとんど。
その中を走行してる時に前輪タイヤで巻き上げた小石などがエンジンに当たってきます。
運が悪いと、少し大きめの石や大きな岩に乗り上げてしまった時などにエンジンのクランクケースを割ってしまい走れなくなってしまう事も。
それを防いでくれるのがアンダーガードです。アルミ製で頑丈に作られてます。
これで林道ツーリングでも安心して行けます。
もちろん、このキットを新車に取付けするので、傷などが入らない様に十分注意しながら組付けていきます。
完成するまで3時間以上かかってしまうので、完成した時には疲れ切ってます。(衛藤)
現在、当店で現車を見る事ができますので、気になってる方ご来店お待ちしてます。